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【画像付き】Etherscan(イーサスキャン)の使い方|見るべきポイント3選

nft
Etherscanで出来ること
  • 取引履歴の確認
  • ガス代の目安
  • ウォレットの情報
  • APIの取得

イーサスキャンは、イーサアムチェーンで取引する方には必須のツール。

アドレス1つで取引に関する情報は、全て分かります。

この記事では、絶対に押さえておきたい・・・・・・・・・・・イーサスキャンの見るべきポイントを3つ紹介します。

Etherscan(イーサスキャン)とは?

Etherscan(イーサスキャン)とは

イーサスキャンとは、イーサリアムチェーン上に記録されている情報を閲覧できるツールです。

イーサリアムに限らず、イーサリアムチェーン基盤で運用されている全てのトークンの情報を取得することができます。

対応通貨
  • イーサリアム
  • ERC20トークン
  • ERC721トークン
  • ERC1155トークン

Etherscan(イーサスキャン)で出来ること

Etherscan(イーサスキャン)で出来ること

ウォレット情報の確認

ウォレットのアドレスがあれば、以下のようなウォレットの情報を取得することができます。

  • ウォレットの残高
  • 過去の取引履歴

>>ウォレット情報の確認方法

取引履歴の確認

以下のような過去の取引履歴を確認することができます。

  • 取引状況
  • 取引額
  • 取引時間
  • ガス代
  • 取引元と取引先のアドレス

>>取引履歴の確認方法

トークン情報の確認

イーサリアムチェーン基盤では「ERC20」「ERC721」「ERC1155」の3つ規格のトークンが運用されています。

イーサスキャンでは、これら全てのトークンの情報を得ることが可能。

特に、ERC20規格では、様々な通貨が運用されています。

「ERC20」規格の主要トークン一覧

  • USDT(テザー)
  • USDC(USDコイン)
  • BNB
  • SHIB(Shiba Inuコイン)
  • DAI
  • TRX(TRON)
  • MATIC(ポリゴン)

ERC721規格は、NFTを発行する際に利用されます。

ERC1155規格はERC20やERC721などの複数のトークンをまとめて扱うことに特化しています。

>>トークン情報の確認

APIを取得

APIとは、ソフトウェア内部の情報を公開し、外部のプログラムと繋ぐ仕組みです。

イーサスキャンのAPIを取得すると、イーサリアムチェーン上のデータをそのまま活用することが可能。

例えば、こちらのサイトではイーサリアムを保有者数がまとめられています。

https://dune.com/hildobby/Ethereum-Overview

このように、イーサスキャンからAPIを取得することで、イーサリアムチェーン上のリアルタイム情報を取り出すことができます。

ガス代の目安

Etherscanでイーサリアムのガス代を確認する方法

イーサリアムのガス代は、常に変化しています。

つまり、ガス代が高い時間帯もあれば低い時間帯もあります。

イーサスキャンでは、「今のガス代が高いのか低いのか?」が確認できます。

  • Low:安い時間帯のガス代
  • Average:平均的なガス代
  • High:高い時間帯のガス代

ガス代を節約したい方には、必須ツールです。

>>Ethereum Gas Tracker

Etherscan(イーサスキャン)で見るべきポイント3つ

  • ウォレット内情報
  • トランザクション
  • トークン情報

ウォレット

イーサスキャンの検索窓にウォレットのアドレスを入力すると、残高過去の取引履歴といったウォレット内の情報が閲覧できます。

今回は試しに、ウクライナの寄付アドレスを例に説明します。

ウォレットの概要

ウォレットの概要
ウォレットの概要
Balance残高
Ether Value取引額
Tokenトークンを選択

「Token」のお財布マークをクリックすると、ウォレット全体の残高が確認できます。

Etherscanでウォレット全体の残高を確認する方法
スニッピーくん
スニッピーくん

2022年7月8日時点での残高は、約1億7,000万円だね!

取引履歴

Etherscanでウォレットの履歴を確認する方法
ウォレットの履歴
Transactionトランザクションハッシュ
Internal Txns内部トランザクション
Erc20 Token TxnsERC20規格トークンの取引履歴
Erc721 Token TxnsERC721規格トークンの取引履歴
Erc1155 Token Txns ERC1155規格トークンの取引履歴
Analyticsウォレット内データのグラフ
Commentsコメント
「Transaction」と「Internal Txns」の違いは?

新しいコントラクトアカウントを作成する手続きを「トランザクション」と呼びます。

トランザクションと同時に、他のコントラクトアカウントを操作する手続きが発生します。

これが「インターナル(内部)トランザクション」です。

例えば、OpenSeaでNFTを出品する手続きは「トランザクション」、誰かがそのNFTを購入した際の手続きは「インターナル(内部)トランザクション」として記録されます。

この仕組みにより、NFTクリエイターが2次販売で利益を得ることが可能となります。

トランザクション

イーサスキャンの検索窓にトランザクションハッシュ(ID)を入力すると、トランザクションの履歴を確認することができます。

または、先ほどの「Transaction」タブの「Txn Hash」をクリックしても確認できます。

ここでは、過去の取引状況や実際にかかったガス代などが確認できます。

トランザクションハッシュ
Etherscanでトランザクションを確認する方法
トランザクション
Transaction Hashトランザクションハッシュ(ID)
StatusSuccess:成功
pending:保留
Fail:失敗
Blockブロックの高さ
Timestamp取引が承認された時間
From取引元のアドレス
To取引先のアドレス
Value送金した数量
Transaction Feeガス代
Gas Priceガス代の単価
Ether Price取引時点でのイーサの価格
Gas Limit & Usage by Txnガス代のリミットと実際に使われた量
Gas Feesガス代の目安
Burnt & Txn Savings Feesバーンされた量と節約された量
Othersその他のデータ
Input Data取引で追加されたコメント

 

赤文字で示した項目が注目ポイントです。

ガス代に関しては複数の項目がありますが、「Transaction Fee =ガス代」と覚えておけば間違いありません!

トークン

トークンの詳細を確認できます。

今回はステーブルコインとして、幅広く利用されているUSDT(テザー)を例に説明します。

通貨の概要

イーサスキャンでUSDT(テザー)のトークン情報を確認する方法
トークンの概要
PRICE価格
FULLY DILUTED MARKET CAP
希薄化後時価総額
Max Total Supply最大供給量
Holders通貨を1枚以上保有しているウォレット数
Transfers取引された回数

通貨の詳細

トークンの詳細
Contractコントラクトアドレス
Decimals小数桁数
Official Sites公式サイトのURL
Social Profiles公式SNSのアカウント

トランザクション

トランザクション
Transfers取引履歴
Holdersトークンの保有量が多いウォレットのランキング
Infoトークンの情報
Exchangeトークンを扱う取引所
DEX TradesDEX(分散型取引所)の取引履歴
ContractRead Contractコントラクトの情報
Write Contractコントラクトの操作
AnalyticsToken Contract Overview取引量、取引数、アドレス数
Historical Price価格推移
Commentsコメント

まとめ

イーサスキャンは、NFTやDefiを利用する方には必須のツールです。

イーサスキャンで確認できる情報は、イーサ(ETH)だけではありません。

「USDT」「USDC」「BNB」「DAI」など、イーサリアム基盤のトークン全てに対応しています。

英語が苦手な方は、アレルギー反応を示すかもしれませんが、難しい知識は一切必要ありません。

最初は慣れないかもしれませんが、積極的に活用していきましょう!!