スポーツの世界大会は盛り上がるものが多いですが、中でもワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は別格ではないでしょうか?2006年からだいたい4年に一度開催される歴史の浅い大会ですが、開催時期が近づくとスポーツニュースなどはその話題で持ち切りになります。日本では他のスポーツと比べても野球だけは明らかにメディアの取り上げ方が異なる印象を受けます。
日本では2023年度のWBCが特に注目されている
野球では世界大会に主力の選手を積極的には出さない国もあるようです。たとえばアメリカはMLBで活躍する選手が2023 WBCに出場しない予定になっています。2022年度にアリーグのシーズン本塁打記録(62本)を樹立しMVPとなったアーロン・ジャッジ選手や、サイ・ヤング賞を2度も受賞し現役最強投手との呼び声も高いジェイコブ・デグロム選手が挙げられます。それに対し、日本は人気と実力を兼ね備えた本命の選手が軒並み出場予定になっています。2023年のWBCに関しては、本当に日本で野球がうまい人上位30人が選抜されたようなメンバーになっています。「二刀流」が代名詞となっている大谷翔平選手、2022年に史上最年少で完全試合を達成した佐々木 朗希選手、ホームランを56本放ち三冠王となった村上宗隆選手、など野球界の主役が選ばれています。
日本とアメリカのリーグはどっちが上?
日本のプロ野球とアメリカのメジャーリーグであれば、どちらの方が高いレベルなのでしょうか?世間的にはややメジャーリーグが上と言われています。日本のリーグで活躍している選手はメジャーリーグを選択することが多い印象なので、選手たちもアメリカの方が高いレベルだと考えている人が多いのかもしれません。ただ野球の世界ランクは日本が一番になっています。ファンの一人としては、ぜひWBCなど大きな世界大会で本気の日本対アメリカの試合をやってもらって、本当の一番を決めてほしいところです。
なぜ日本はこれほど野球の人気が高いのか?
最近ではBリーグ(バスケットボール)、Tリーグ(卓球)、Vリーグ(バレーボール)など、野球と比べると少しマイナーなスポーツもメディアで取り上げられるようになってきています。また、野球は部活動としてはあまり人気は高くないようです。世界的にみると野球の競技人口も少なく、野球は約3500万人と言われています。一位はバレーボールとなっており約5億人で、だいぶ差がある印象です。
野球は日本で最もメジャーなスポーツですが、その理由は何でしょうか?人によって意見は異なりますが、日本人が際立って活躍できていることが大きな理由の一つとしてよく挙げられます。メジャーリーグで活躍している選手が多く、かつ世界大会でも野球では日本が勝つことも多いことから応援したくなる人が多いようです。どこの国でも自分の国の選手が強ければ応援したくなるのかもしれません。
まとめ
日本の野球人気はこれからも続くと思います。やはりナショナルチームの強さがそのままそのスポーツの人気に繋がる印象です。世界で活躍できる選手がいることが日本の野球人気の理由になっています。