ハイロックス(HYROX)の種目やルールを徹底解説!日本上陸はいつ?

ハイロックス(HYROX)の種目やルールを徹底解説!日本上陸はいつ?

当サイトは、海外在住者に向けて情報を発信しています。

皆さんは今世界中で熱狂的な人気を誇っている『ハイロックス(HYROX)』というものをご存知でしょうか。2025年には世界80以上の都市でレースが開催され、55万人以上のアスリートと35万人の観客が熱狂した 「ワールドシリーズ・オブ・フィットネスレーシング」です。今回はハイロックス(HYROX)の種目やルールについてや日本上陸の情報についてご紹介します。

目次

ハイロックス(HYROX)とは

『ハイロックス(HYROX)』は、2017年にドイツで誕生したフィットネスレースで、「1kmのランニング」と「8種類のフィットネス種目」を交互に計8回繰り返すレースです。「全ての人のためのフィットネスレース」をコンセプトに掲げ、運動経験やフィットネスレベルに関わらず、誰もが挑戦できるスポーツです。特定の高度なスキルや極端なパワーを必要としないようになっており、初心者でも直感的に取り組め、世界中のどの大会でも同一のコースとルールを採用しているため、公平性が保たれています。時間制限が設けられていないことで、自分のペースで完走を目指せる環境が整っており、参加者の99%以上が完走している実績があります。

ハイロックス(HYROX)の種目とルール

ハイロックス(HYROX)には、「1kmのランニング」と「8種類のフィットネス種目」というものがあります。ここからはその種目をご紹介します。

スキーエルグ(SkiErg)1,000m

「スキーエルグ(SkiErg)」は、クロスカントリースキーの動きを再現したマシンを使って行う種目です。広背筋や上腕三頭筋、股関節のパワーを上半身へ伝える体幹が重要で、序盤に飛ばしすぎると後半が地獄になると言われており、腕力に頼りすぎず、リズミカルな全身運動を淡々と刻む冷静さも大切な種目のようです。

ソリプッシュ&プル(Sled Push/Pull)各50m

「ソリプッシュ(Sled Push)」は、重りの乗ったソリを25m×2往復、計50m押す種目になります。Open部門では男性が152kg、女性が102kgという高重量を動かすため、大腿四頭筋や大臀筋といった脚全体のパワーが必要になります。「ソリプル(Sled Pull)」は、同じく50mをロープで手前に引く背中と腕の「引く力」が求められる種目です。こちらはOpen部門で男性が103kg、女性が78kgとなっています。

バーピーブロードジャンプ(Burpee Broad Jumps)80m

「バーピーブロードジャンプ(Burpee Broad Jumps)」は、胸と太ももを完全に床につけるバーピーの後、前方へ大きくジャンプする。これを80m分繰り返すというハイロックス(HYROX)の名物種目としても有名な種目です。全身の筋力、持久力、心肺機能を同時に追い込むのでいかに効率よくできるかが重要になってきます。

ローイング(Rowing)1,000m

「ローイング(Rowing)」は、全身運動の王様と呼ばれるローイングマシンで1,000mを漕ぐ種目で、全身の連動性が重要な種目です。力の連鎖を意識して無駄なエネルギー消費を抑えながら効率的に漕ぐことが大切です。

ファーマーズキャリー(Farmer’s Carry)200m

「ファーマーズキャリー(Farmer’s Carry)」は、両手に重いケトルベルを持ちながら200mをただ歩くという種目です。Open部門では男性が24kg×2、女性が16kg×2となっており、シンプルでありながら見た目以上にきつい種目となっています。

サンドバッグランジ(Sandbag Lunges)100m

「サンドバッグランジ(Sandbag Lunges)」は、重いサンドバッグを肩に担ぎ、100mをランジで進むという種目です。Open部門では男性が20kg、女性が10kgとなっており、下半身の筋持久力、バランス能力、体幹の強さが求められます。技術よりもメンタルが勝負を分ける種目で、いかにリズムを失わず、ぶれない体幹を維持できるかが重要になります。

ウォールボール(Wall Ball Shots)100回/75回

「ウォールボール(Wall Ball Shots)」は、ハイロックス(HYROX)を象徴するワークアウトとも言われている種目で、男性は6kgのボールを100回、女性は4kgのボールを75回、壁のターゲットに投げ続ける種目です。重量物をひたすら規定回数まで投げ続けなければならないので腕の力だけで投げず、フルスクワットから立ち上がる勢いも利用するのが重要になってくるようです。休憩を挟むこともできるので自分のペースでこなしましょう。

ハイロックス(HYROX)の参加部門

『ハイロックス(HYROX)』には、様々な参加部門があります。個人で挑む「シングル」部門には初心者から経験者まで幅広い層が参加できる標準レベルの「Open(オープン)」、より重い重量を扱うエリート向けの上級レベルの「Pro(プロ)」、2人1組でワークアウトを分担する「ペア(ダブルス)」、4人で協力してゴールを目指す「リレー」など様々な部門があります。1人では難しいかもしれませんが、他の人と協力して参加できるのもハイロックス(HYROX)の魅力と言えるでしょう。

日本上陸の情報について

『ハイロックス(HYROX)』の日本上陸についての情報ですが、すでに日本に上陸しています。2025年8月9日、パシフィコ横浜で開催された「HYROX YOKOHAMA」、日本で初開催となったにも関わらず、約3,800人の参加者が集結し、2,000人以上の観客が会場に詰めかけるなど盛り上がりを見せました。販売されたチケットはすべて完売し、開催前から高い注目を集めていたようで、今後はどこで開催されるのか注目が集まります。

まとめ

今回はハイロックス(HYROX)の種目やルールについてや日本上陸の情報についてご紹介しました。世界中で熱狂的な人気を誇っている『ハイロックス(HYROX)』の魅力は確かなようで、今後も日本での開催に注目が集まることは間違いないことでしょう。気軽に参加でき達成率も高いことから幅広い年齢層に楽しまれるのではないでしょうか。今後の情報に注目しながらハイロックス(HYROX)を楽しんでいきましょう。

スニッピー
STEPNを広めるために初心者からでも始められるようにわかりやすく解説しています!このブログを読めばSTEPNのエキスパートになれること間違いなし!

この記事を書いた人

目次