皆さんはDecentraland(ディセントラランド)というメタバースゲームを聞いたことあるでしょうか?今回は噂の国内で初上場したというDecentralandについて調べてみました。
Decentraland(ディセントラランド)とは
Decentraland(ディセントラランド)はメタバース構想のブロックチェーンプロジェクトで、イーサリアムブロックチェーンをメインとして開発されています。開発を進めているのは、世界中の投資家や企業から支援を受けている非営利団体「Decentraland Foundation」です。ユーザーは仮想空間のDecentraland内で施設を利用したり、ゲームなどをプレイすることができ、Decentralandメタバース上に存在する土地のLANDというものを購入することでそのLAND上に自分のコンテンツを作ったりすることができます。
そもそもメタバースって何?
メタバースは、「インターネット上に構築された仮想空間」のことを指します。meta(超越した)と universe(世界 )を組み合わせた言葉で、SF小説「スノウ・クラッシュ」(1992年)で誕生したと言われています。
従来のメタバースプロジェクトとは違う
従来のメタバースプロジェクトというのは、運営(企業など)主体でメタバースを作り上げていました。もちろん一般のクリエイターなどが構築に携わる機会もありますが保有するのは運営(企業など)となります。対するDecentralandは「DAO(分散型自立組織)」による運営がなされている点が大きな違いになります。
DAO(分散型自立組織)とは
DAO(分散型自立組織)は、一般の企業や組織のように特定の所有者や管理者が存在しない状態で、事業やプロジェクトを推進できる組織を指します。一般の企業組織(会社)のようにトップがいないことで、お互いに対等な関係で意見を言い合えるとして注目を集めています。DAOの運営方針はコミュニティメンバーの投票よって決定し、投票はブロックチェーン上に刻まれるため不正の実行は難しく、さらに投票状況もリアルタイムに反映されます。会社のように上からの命令で運営を行うことをせず、コミュニティメンバーからの提案で運営を活性化できる特徴があります。
DecentralandとThe Sandboxの違い
似たようなゲームで「The Sandbox 」というものがあります。The Sandbox 始め方など検索したことある人もいるのではないでしょうか?ここでは、DecentralandとThe Sandboxの違いについて比較してみます。
Decentraland
Decentralandは2017年にサービス開始されておりブロックチェーンメタバースとしては最も歴史があると言われています。運営はDAO(分散型自立組織)で運営されており、現実のようなメタバース空間が特徴的です。2022年時点ではブラウザのみの対応になっており月間アクティブユーザーは約80万人となっていました。MANAというトークンを使っておりポリゴン調で比較的自由にプレイすることができます。
The Sandbox
The Sandboxは2019年にオンラインゲームとしてサービス開始され、その後ブロックチェーンメタバースに参入しました。運営は企業が行っておりましたが、DAO化するという話もあるようです。2022年時点ではアプリ形式になっており、3Dボクセル調でゲーム性が強いのが特徴的です。オンラインゲームから始まったこともありゲーマーのことをわかっているような使用になっています。
まとめ
いかがだったでしょうか?Decentralandはメタバースのけん引役として成長に期待大いに期待ができそうです。早めにプレイしたりトークンを保有するのもいいかもしれません。今後のDecentralandの動きにも注目したいものです。