スニーカー初心者必見!
スニーカー好きなら、必ず押さえておきたい用語を厳選しました。
「スニーカーの基礎」については、他の記事でも紹介しているのでそちらもぜひ参考にしてください。
スニーカー用語8選
内羽根/外羽根
内羽根式
靴のハトメ部分の革(羽根)がシュータンと全体に覆い被さっている状態。
フォーマルな印象を与えてくれるのが特徴。
外羽根式
靴のハトメ部分の革がシューたんの上に乗っかているような状態。
フィット感の調整がしやすく、動きやすいのが特徴。
エア/ビジブルエア
ナイキによって開発されたクッショニングテクノロジーです。
スニーカーの底の部分にエアバックを搭載し、ショックを吸収するという革新的なテクノロジーです。
機能性に加え、存在感のあるデザイン性を追求して採用されたのがこのビジブルエアです。
サイズ/ワイズ
■サイズとは
一番長い足指の先端とかかとの後ろの部分の長さ。
■ワイズとは
親指根元と小指根元の、最も膨らんでいる部分の長さ。
スウッシュ
ナイキのロゴマークのこと。
↑これ
ステッチ
スニーカーの生地と生地を繋ぎ合わせる縫い目のことです。
ステッチは、スニーカーのデザインのアクセントになり、装飾目的で付け加えられることもあります。
こんな感じで、ステッチを使ったおしゃれなデザインのスニーカーもあります。
デッドストック
「売れ残り品」のことです。
スニーカーの世界では、昔のモデルの人気が高く一般的な「売れ残り」の価値観とは違います。
特に、人気スニーカーのオリジナルモデルは人気が高く、信じられないくらいのプレミア価格で取引されることもあります。
こちら大人気モデル「エアジョーダン1 シカゴ」(新品)のStockXでの販売価格です。
販売価格は、なんと24,000ドル、日本円で約350万円です!
新品ともなると、ほとんどが流通していないのでここまで価格が跳ね上がります。
バルカナイズ製法
スニーカーの一般的な製造方法です。
スニーカーは、ゴム素材のソールと布地素材のアッパーを組み合わせた構造が最も一般的です。
この2つの素材は、全くの異素材なので、接着することはかなり難しいです。
しかし、それを可能しにた技術がバルカナイズ製法です。
バルカナイズ製法は、スニーカー本体とソールとの間に固まる前のゴムをはさみ、硫黄などの加硫剤を加えることで、ゴムを硬化させて接着します。
さらに、このバルカナイズ製法で密着された境界部分は、ラバーテープと呼ばれる材料で補強するため、十分な耐久性を持っています。
バルカナイズ製法によって完成されたスニーカーの特徴としては、
- しなやかで屈曲性が高い。
- 加水分解などの劣化に強い。
- すり減ったり壊れたりしても修理ができない。
などがあります。
現在は、コンバースやバンズなど様々スニーカーの製法に採用されています。
ラスト
スニーカーを作るための木型のことです。
スニーカーのシルエットや履き心地を左右する最も大きな要素の一つです。
例えば、ニューバランスにはベースとなるラストが2種類存在します。
SL-1・・・ニューバランスの最も基本となる木型で、細身の設計。スッキリしたシルエットでややタイトな履き心地が特徴
SL-2・・・ややゆったりめの設計。シルエットはSL-1に比べると丸みがあり、つま先が広めなのが特徴。
このように、スニーカーをラストで選んでみるのもありかもしれません。