StockX(ストックX)で関税がかからないのはなぜ?計算方法をわかりやすく解説

StockX(ストックx)にかかる関税

「StockX購入したスニーカーに関税がかからないのはなぜ?」

「計算方法が知りたい!」

この記事では、こういった疑問に答えます。

この記事を読んで関税について理解すれば、他の海外通販サイトでも簡単に関税の計算がきるようになります。

StockXヘビーユーザーのこの私が『関税の仕組み』を分かりやすく解説します!

スニッピーくん
スニッピーくん

この記事を読んで欲しい人

個人で海外通販サイトのスニーカーを購入したい人に向けて記事を作成しました。

StockXで購入するスニーカーに関税をかからないサービスも紹介するので、ぜひ最後までご覧ください!

目次

StockXで関税がかからないのはなぜ?

海外サイトで関税がかからない原因
  1. スニーカーの価格が16,666円以下
  2. 日本と経済協定を結んでいる国を原産国とするスニーカーの購入

このうち、StockXで関税の支払いがない理由のほとんどが『1番』です。

それでは、関税についてもう少し深掘りしてみましょう!

ここから先は話が少し難しくなるので、興味がない人は読み飛ばしてOKです。

関税の支払い方法

支払い方法は、次の2パターン。

  • 商品代金に含まれている
  • 商品受け取り時に配達員の方に支払う

海外ショップによって支払い方法が異なるので、事前に確認しておきましょう!

関税の計算方法

個人で海外輸入する場合の計算方法を紹介します。

また、商業目的だと計算方法が異なるので注意が必要です。

  1. 販売価格を0.6倍し、課税額を出す。
    (課税額) = (販売価格) × 0.6
  2. 購入したスニーカーの「関税率」をかける。
    (関税額) = (課税額) × (関税率)
関税の計算例

スニーカー価格:40,000円、関税率:5%の場合

(課税額) = 40,000円 × 0.6 = 24,000円

(関税額) =24,000円 × 0.05 = 1,200円
※関税額は100円未満切り捨て

次に、スニーカー輸入の免税制度について説明します。

スニーカーの免税制度

スニーカーには、課税額が1万円以下なら関税が免除されるというルールがあります。

※「販売価格」ではなく、「課税額」が1万円以下の場合に免税されるので注意。

■スニーカーの関税が免税される条件

スニーカーの販売価格が16,666円以下

結論、StockXで関税を支払いたくない場合16,666円以下のスニーカーを購入しましょう。

ただし、「革(レザー)」、「スエード(合皮)」が含まれている一部のスニーカーは適用外です。

スニーカーの関税率

前提として、輸入総額が20万円を超えるかどうかで関税額が異なります。

  • 課税額が20万円以下の場合→簡易税率
  • 課税額が20万円を超える場合→一般税率

海外でスニーカーを購入する場合は、20万円を超えても一般税率がで適用されるます。

ここから先は、一般税率についての解説をします。

スニーカーの関税率を決める2つの要因
  1. 素材
  2. 原産国

スニーカーの関税率は、『素材』と『原産国』によって決まります。

特に、スニーカーの『素材』については曖昧な部分が多いので、計算結果と実際の関税額がずれるということは頭に入れておいてください。

素材

スニーカーは素材によって、関税率が決められています。

スニーカーの素材ごとの関税率はこちら↓↓

素材関税率
30%又は4,300円/足の内高い方
スポーツシューズ6.7〜10%
キャンバスシューズ6.7%

詳しくは、「Webタリフ」というサイトで確認できます。

原産国

関税率は、生産国にも影響されます。

例えば、日本とEPA(経済連携協定)を結んでいる国を原産国とするスニーカーを輸入する場合、関税の優遇制度があります。

参考までに、スポーツシューズの原産国別の関税率はこちら↓↓

WTO協定(一般税率)6.7%
メキシコ無税
タイ無税
ベトナム無税
フィリピン無税
インドネシア無税
フィリピン無税
オーストラリア1.8%
TPP114.2%
欧州連合4.3%
英国4.3%

海外オンラインショップの消費税

海外ショップで買い物をするにあたって、消費税も無視できません。

支払い方法は、関税と同じです。

消費税の計算例

スニーカー価格:40,000円、関税率:5%、消費税率10%の場合

  1. (課税額) = 40,000円 × 0.6 = 24,000円
  2. (関税額) = 24,000円 × 0.05 = 1,200円
    ※関税額は100円未満切り捨て
  3. (消費税) = (24,000 + 1,000円) × 0.1 = 2,500円
    ※消費税を計算するための課税額は、1,000円未満切り捨て(1,200円→1,000円)

消費税は「課税額」と「関税額」の合計に消費税率をかけます。

海外オンラインショップで関税をかけない方法

海外ショップで関税をかけたくない人は「Buyandship」というサービスを使いましょう。

Buyandshipバイアンドシップ」とは、一言で言うと転送サービスです。

登録後に専用の住所が割り当てられます。

その専用の住所を使って、購入手続きを行うことでBuyandship」が代わりに配送してくれるという仕組みです。

詳しくはこちらの動画をご覧ください!

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